痛し痒し mixed blessing 2004 6 25

 日経平均株価が好調なのは、うれしいけれど、
気のせいか、新興市場は、迫力に欠けた1日でした。
資金が、好調な東証1部市場へ行ったのでしょうか。
 しかし、東証1部市場が手詰まりになってくると、
新興市場が急に好調になる時があります。
 なんだか、パイの奪い合いの気がします。
この原因は、東証1部市場で、出来高が、まだ少ないことが原因です。
東証1部市場で出来高が増えてくれば、こんなことはないでしょう。
 何が言いたいのかというと、
日本で進む少子高齢化が、こういうことなのです。
少子高齢化社会では、人口が増えませんから、
パイの奪い合いとなります。
しかも、人口の減少が始まれば、
減少していくパイの奪い合いとなります。
出来高の減少とは、人口の減少のことを言いたかったのです。
人口が減少していくと、どうなるか。
それを、株式市場の例で説明したのです。
 話がそれましたが、
いずれにせよ、高成長銘柄は、新興市場にあります。
東証1部市場の銘柄は、安定的に成長するでしょうが、高成長は無理です。
人間で言えば、中年の時期でしょうか。
 その点、新興市場の銘柄は、まだ、青年期にあります。
青年期ですから、時々、失敗もあるでしょう。
しかし、それでも、将来は有望なのです。
 中年に投資するか、青年に投資するかの問題でしょう。
どちらの選択も誤りではありません。

































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